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帰宅難民の一日 [ゆういち]

日々惨状が明らかになり、身近でも電車が止まったり、スーパーの商品がなくなっていったり、ガソリンスタンドでも並ばないと給油出来なかったりと実生活に影響をうけるに従って、より事の大きさを実感しています。

私達も当日はお店をお休みにしてましたので、湘南ベルマーレ・フットサルクラブの営業をやっている友達の誘いでフットサルの全日本選手権を観るため代々木第一体育館にいました。

試合開始前、体育館に入ろうとしたまさにその時に大きな横揺れが起きました。屋根は波打ち、工事中の鉄骨が今にも落下しそうな程ガチャガチャ音をたて始めたため、慌てて入り口から離れ、辺りは一時騒然としました。
当初状況があまり明らかになっていなかった時は主催者側も試合の再開を検討していたのですが、収まった後も余震が続き、津波の発生が伝えられ始めたことと、相手が岩手・花巻のチームだったこともあり、結果試合は中止となってしまいました。

その後電車も全線運転見合わせとなり、周辺のお店も安全性の問題から軒並みクローズ。。右往左往していたところ、一緒にいた友人の友達が店長をやっているTGI・FRIDAY'S・原宿店へかろうじて滑りかな込むことができました。17時〜23時くらいまでの間過ごさせて頂き(非常事態につき長居してしまってすみません。。)、ただお店も通常は3時までとのことでしたが、夕方のアルバイトが来れず、昼シフトの方がそのまま働いていて疲労困ぱいなのと今日は帰れないので店舗内で休ませるため、24時にお店も閉めるとのことで、近くの避難所になっていた青学へ移動することにしました。

その移動の間、ATM内で寝ている人がいたり、コンビニに人が殺到して携帯の簡易充電器など物が完売してしまっていたりと、今回が今までにない非常事態であることを間の当たりにしました。
移動中にちょうど千代田線や田園都市線が一部区間で動き始めたので、急遽電車を乗り継いで都内にあるマスターの実家でお世話になることに。行けるところまで電車で行って1時間程歩き、夜中3時頃に無事到着しました。(深夜にも関わらず温かく迎え入れて頂き本当に有難うございました!)

翌日も混乱は続き、友人は出勤、私達もお店と住まいが心配で仕方なかったので、運行開始予定時刻の朝8時に実家を出て移動を始めました。ただ、やはりすぐに運行とはいかず、駅に人が溢れ返っていたため、とりあえずバスを使って移動し、そこから電車を乗り継いで、やっと13時に江ノ島に到着し、お店の無事を確認することができました。そこから鎌倉への移動も江ノ電が津波警戒で海沿いの区間運行を休止していたので、しょうがなくタクシーを使うことに。。自宅も何も倒れておらず幸い事無きを得ました。

今回感じたのは、非常時に対する首都圏の脆さ。普段電車に依存した生活を送っているため、運行がストップすると郊外に居を構える人々は帰れなくなってしまい、都心に人が溢れかえってしまいました。また、携帯が使えなくなる生活に不慣れで、もし一切使用不可になった時のために、例えば非常時の集合場所を決めておいたり、避難場所を予め認識しておく必要性を初めて感じました。

逆に、被災地及び都心も含め、他国であれば暴動や強奪も起こりかねない状況下での各自の冷静さや、発生直後どんどんと飛び込んでくる情報の早さに関心させられました。そして今回はたまたま友人6人と行動を共にしていたのですが、何だか心強かったです。私達は本当の直接的な被害は受けていませんが、災害時はきっと人と人とのつながり一番大切になってくるのだと強く思いました。

今は軽々しく何かを語れるような状況ではないですが、節水・節電等私達が身近でできることを行い、流通がストップし、スーパーから物がどんどんなくなっていく状況下で、各自が冷静に対処し秩序立って行動することがまずは大切です。

一人でも多くの方々が助かることと、被災地の一日でも早い復興を祈って。


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