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冬支度&~マスターのおすすめ本 その2~ [本]

私の天敵の寒さが今年は早くやってきそうです。もともとそんなテンション高いほうじゃないですが寒いとさらに無口になります。そしてこの段階でかなりお店が寒くなってきているので、早めに暖対策。外より寒い店ってありえないですものね。。でも某電気量販店に行ったらまだ9月なんで~10月中旬にならないと暖房機器は出ません。とのこと。ああいうのって気温でタイミング計るわけじゃないんですね。今日はホームセンターをチェックしみようと思います。

2階はこたつを考えてますが、我が店電気容量が極端に少なく、、こたつをとると暖房が使えない恐れ。ヒーターにするかうーん考え中です。電気工事に給湯器…入り口扉の工事…優先順位検討中です。

メニューも模様替えを予定中です。
まずはコーヒーゼリー今月いっぱいで終了となります。ご愛顧有難うございました。代わって暖かスイーツで麩~プリン考えてます。が…第一回試作大失敗。。。麩を水で戻したら水分が抜け切らず味もしみこまず、次回は水で戻さず挑戦!完璧な形になりましたらおだししたいと思います。

今日は雨で人通りもなくお店も空いてますのでゆっくり温かいコーヒーでも飲みにいらして下さい。1階は暖房効いてますしひざ掛けもございますよ。


こたつに絡めてマスターのおすすめ本その2!

「こたつ」原 宏一 著

彼女の実家は室町時代から代々続く「こたつ道」の家元だった。ってもうこの時点で奇想天外ですが、こういうなさそうでありそうででもなさそうな現実に起こり得る話大好きです。原さんの作品はリアリティーがあり、設定に粗がないためか最後には「こたつ道」をすんなり受け入れてる自分がいます。いやむしろフィクションではないのではないかとすら感じます。表紙もお尻丸出しの男性っていうシュールな絵です。これはこたつ道で言う序寒の所作。原ワールドにどっぷりはまって下さい。




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こたつ (角川文庫)

こたつ (角川文庫)

  • 作者: 原 宏一
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/12/25
  • メディア: 文庫



9/21発売の横浜ウォーカーに日月日紹介して頂いてます。&~マスターのおすすめ本 その一~ [本]

昨日の朝まだ本屋さんが開かない時間にわくわくしながらコンビニに行き思わずにやにやしちゃいました。

あれって東京では売ってないんでしたっけ?神奈川在中の皆さん是非見てください!
パワースポットをローカル線で巡るという特集で、雑誌の企画自体すごく面白いので、ガイドブックに是非一冊!
結構小さめの記事なのでくまなーく端からみないと発見できないんですが、ヒントはモノレール。

実は日月日はモノレールの江ノ島駅からも徒歩2分弱なんですよ。ジェットコースター並みの本当のどきどきが体験できますので、アトラクション感覚でオススメです。

昨今紙媒体が衰退し電子化が進んでますが、私はやっぱり手にとってページをめくる感覚や、大事に押入れに保管できる紙の本や雑誌が好きです。CDにしてもジャケ買いして失敗したり思わぬ音楽観に目覚めたり、ああいう感覚消えてほしくない文化です。

というわけで、読書の秋ということもあり(無理矢理)マスターのおすすめ小説のコーナー。日月日には文庫本、漫画に雑誌、サブカル本色々置いてあります。(かなり趣味偏ってはいますが。)もちろんご自由にお読み下さい。読みかけの小説のお取り置きも承ります!

記念ずべき第一回はこの小説。大好きな吉田篤弘さんの小説。


「それからはスープのことばかり考えて暮らした」吉田篤弘 著

トロワというサンドイッチ屋さんを舞台にした人間模様を描いた作品で、地味といえば地味なんですが、空気間やにおい、笑顔が見えてくるような素敵な小説です。
食べ物がとにかく美味しそうで、注文を受けてから丁寧に作られたサンドイッチ、そして題名にも出てくる「名前のないスープ」作り方は…。本から湯気が立ち込めるような錯覚におちいります。
トロワの由来が苗字が安藤さんだからとか…、もうそのセンスたまりません。
普通の時を大事に過ごそうと思える、真冬に飲む温かいスープのような一冊です。心がくさくさしたときにどうぞ。

ちなみに吉田さんの代表作(世間的に)「つむじ風食堂の夜」の舞台月舟町の隣町のお話です。こういうほかの小説とリンクするような感じも大好きなんです。

それでは第二回をお楽しみに。(あ、別に?)




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それからはスープのことばかり考えて暮らした

それからはスープのことばかり考えて暮らした

  • 作者: 吉田 篤弘
  • 出版社/メーカー: 暮しの手帖社
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 単行本



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